結婚前の調査

今結婚をする人の多くは恋愛結婚となっています。しかし昔から結婚は家と家との結びつきを重視する風習があり、今でもその意識が強い地域もあります。長男は家を継ぐものとして育てられ、両家の家柄を重視した結婚が求められていました。特に女の子の場合は、名家に嫁ぐことで実家の安定や繁栄につながるという政略結婚が多かったです。それは両家の繁栄や存続のためにとても重要なことでした。ただし一度結婚をしたら簡単に離縁するのも難しい時代だったため、結婚前に互いの家の内情をよく調べるということがとても重要でした。

そして江戸時代になると結婚のほとんどはお見合いという形でした。そのため結婚をするにあたり相手の家庭のことを調べるのは当たり前という意識をほとんどの人が持っていました。結婚の当事者の両親が聞き合わせを行い、出生や実家周辺で家族の評判などを近所の人などに聞き判断していました。何も問題がないと判断した場合、お見合いから結婚へと進んでいきます。このような風習が戦後にお見合い結婚から恋愛結婚になってからも残り、結婚前に相手の素性や家族構成などを調べて結婚後に浮気などのトラブルにならないように対策がとられていました。ここ数年では出会いの場も豊富になり、インターネットや出会い系、SNSなどがきっかけで交際をして結婚をする人もいます。そういった出会いに対して不安を感じる身内が身辺捜査として行ってきました。